タイムアウト東京> LGBTQ+> 東京、クィアのための音楽イベント
音であふれる東京のクラブシーン。平日から週末まで、日夜たくさんのパーティーが開催されているが、さまざまなジェンダーやセクシュアリティーに開かれたセーフスペースとしてのイベントはまだ少ない。本記事ではクィアが楽しめるクラブやレイヴなどの音楽イベントを紹介。安心して踊りに出かけよう。
新宿二丁目を中心に開催し、2022年8月で18年目を迎えた進化系のエレクトロパーティー。年に4回(4・6・8・10月)開催している。
セクシュアリティー、ジェンダー、人種、年齢を問わず、誰もが自分の好きなようにドレスアップして自己表現できる場を提供。奇抜で異彩なファッショニスタたちが参加し、テーマパークにいるかのような熱気があふれている。参加者全員が主役となる「fancyHIM」。一度足を運べば、このファンタジーから抜け出せないだろう。
「Future Disco」がテーマのクィアパーティー。ヨーロッパを中心に注目を集めているNu Discoというジャンルをいち早くフィーチャーしている。
ジェンダーも人種も問わないカラフルなパーティーピープルが思い思いに集い交わる、まるでパフェみたいなスウィートでカオスな自由空間だ。
「ジェンダー、セクシュアリティ、人種、年齢などにかかわらず、オープンで他者と寄り添う気持ちのあるさまざまな人が安心して楽しめるセーファースペース」をテーマに、2019年に始まったパーティー。
「青山蜂」をはじめ、これまでに「渋谷パルコ」の「SUPER DOMMUNE」や屋上「ComMunE(コミューン)」などで開催している。
ポーランド出身のMatrix3kとウクライナ出身のKaliがオーガナイズする「SWITCH」。1990〜2020年代のテクノサウンドを復活させるために発足し、日本とヨーロッパを拠点に活動している。
ステートメントには「NO RACISM(ノーレイシズム)」「NO SEXISM(ノーセクシズム)」「NO HOMOPHOBIA(ノーホモフォビア)」「NO HATE(ノーヘイト)」「NO PHOTO(ノーフォト)」を掲げ、これらを順守した上で、個人が個人の楽しみ方でダンスフロアで過ごせるセーフティースペースとなっている。
自らの才能を発揮する場のないアーティストたちのためのプラットフォームのような空間だ。
奇数月に開催されることの多い「WASABITCHcream」は、2019年にスタートした、新しい時代を切り開くパーティーイベント。「SWEET AND PUNGNENT LOVE PARTY」と称し、ここでは甘くて刺激的な空間を楽しめる。
年齢、国籍を超えて、人・音楽・アートが交差するカルチャーハブステーション「オア(or)渋谷」で開催。ドラァグクイーンやシンガー、ゴーゴーダンサーなど、さまざまなアーティストによるパフォーマンスも必見だ。
国内最大級、LGBTQ+の祭典「東京レインボープライド」が今年も開催。「プライドウィーク」と呼ばれる2023年4月22日(土)から5月7日(日)には、さまざまなLGBTQ+コミュニティーから誕生したクラブパーティーが開かれる。
本記事では当事者はもちろん、アライ(ally=「仲間」や「同盟」を語源とし、セクシュアルマイノリティー当事者を支援する人々を指す)の人たちも一緒に楽しめる、都内のクールなクィアパーティーを紹介する。
から新緑へと移り始めた東京。5月はゴールデンウィークを控え、夏フェス前に訪れたいイベントが揃う。
東京を代表するクラブの一つ、渋谷「WOMB」の23周年パーティーにリッチー・ホウティンが登場。「タイムアウトカフェ&ダイナー」 も14周年アニバーサリーを迎え、4、5月にイベントを開催する。5月頭にはジェリーペーパーの待望の来日公演や、「Sunset The MARINA」など、選びきれないほど気になるイベントがめじろ押しだ。
多種多様な人が集まる東京の夜は、たくさんの選択肢がある。ふと、いい音楽を聴きながら酒を愉しみたいと思った日には、DJバーに行こう。どんな夜を過ごしたいかは人それぞれ。特集では平日もDJがターンテーブルに盤を乗せ、オーディエンスを盛り上げている店や、店主が密かにセレクトする音楽とともにしっとりと飲める店など、渋谷界隈の名店を紹介する。
「LGBTフレンドリー」という言葉があるが、新宿二丁目など限られたエリアの話と感じる人も少なくないのでは。しかし、当事者にフレンドリーなスポットは東京都内のあちこちに点在している。ここではバー、カフェ、居酒屋など、各所でLGBTQ+にゆかりのある店を紹介。どんなセクマイでもジェンダーでも、楽しめるスポットが見つかるだろう。自宅や職場の近くなど、気になる街に出かけてみよう。
Discover Time Out original video