2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、増加する訪日観光客に向けて様々なスタイルの宿泊施設が近年オープンしている。この特集では、2015年から2016年にかけてオープンした、泊まれる本屋、料亭をリノベーション、DJバー付きなど、ユニークかつ都心や空港へのアクセスが便利なホステルを厳選して紹介する。
本に囲まれながら眠りたいという夢を叶えてくれるホステルが昨年池袋にオープンした。この秘密基地のようなホステルには、書棚と一体となったベッドルームと、奥の部屋に並ぶカプセルルームがあり、デイタイムには1時間540円で利用することができる。選書は、渋谷区神山町の書店SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSが担当し、大きく分けて「ワクワク本」と「スヤスヤ本」の2つのテーマで展開している。本棚にはシティガイドから漫画まで約2000冊が揃う。フードやドリンクの持ち込みが可能なので、ビールやスナックを片手に読書できるのも嬉しい。好奇心に満ちた夜の時間を楽しみたい旅人にとって魅力的な選択のひとつだ。
江戸時代から続く日本最大の問屋街にあるホステル。このホステルでは囲炉裏を囲んで温かい時間が過ごせる。この囲炉裏を使った、日本各地の「食」を楽しむイベントなども開かれており、スケジュールを確認して参加するのもいいだろう。客室には、スタッフが手づくりしたという檜のベッドが並んでいる。また、最寄り駅の東日本橋駅からは成田、羽田空港に1本で行けるという利点もあり、浅草や銀座などにもアクセスが良く、東京観光に最適なホステルだ。
浅草観光の代表的なスポット雷門からほど近い商店街の一角に位置する、現代的な日本を感じさせるデザインのホステル。築30年の商業ビルをリノベーションしており、広々としたエントランスの、清潔感のある国産のタイルが特徴的だ。スカイツリー、浅草寺の五重塔を眺めることができるファミリールームや、広々としたドミトリールームがある。誰でも気軽に立ち寄ることのできる居酒屋BUNKAと名付けられたダイニングでは、各都道府県から揃えた豊富な日本酒類やオリジナルの日本酒が楽しめ、1人前からオーダーできる「しゃぶしゃぶ」などの鍋メニューも用意している。
格安ホステル情報は…
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