『福島:原発物語』
イタリア人ジャーナリストによるドキュメンタリー。東日本大震災が発生した時、日本にいたピオ・デミリアは、被災地にたどり着いた最初の外国人記者となった。津波に破壊された町村、家を失った人々の様子を取材した後、福島第一原発から20キロ圏内の「立入禁止区域」に潜入する。
デミリアは原発の仕組みや事故発生からの出来事、そして当時の政府の判断などを調べ、300時間以上の貴重な映像を撮影。外国人の視点で描かれているものの、原発に関する時代背景や下請け原発労働者の存在についてなどにも触れている。
映像やアニメーションにより事故の真相を分かりやすく解説しているので、もう一度原発事故を振り返りたい人にもおすすめだ。
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