昨年末あたりから日本でもちらほらと現れはじめた「チャコールフード」。炭のデトックス効果に着目した、ニューヨーク発のトレンドフードだ。食用の活性炭は無味無臭で、粉末にするなどしてパンやスイーツ、ドリンク、麺などさまざまなメニューに混ぜられる。真っ黒な見た目が意外と「映える」こともあり、じわじわと注目を集めている。美肌やダイエット効果が期待できるとのことだが、果たして実際のところはどうなのか。試してみる価値はありそうだ。
ボタニスト トウキョウは、ボタニカルライフスタイルブランド『ボタニスト(BOTANIST)』のフラッグシップショップ。
2階のカフェスペースでは夏限定(5月13日〜7月15日)でチャコールを使った黒いシャンプー『ボタニカルチルシャンプー&トリートメント』をイメージした『チャコールワッフル×チョコミントアイス』(1,200円)や、『スムージーボンボン チャコールペア×レモン』(1,000円)を販売している。トレンドを取り入れたフードとシャンプーを、この機会にぜひ試してみたい。
「泊まれる本屋」がコンセプトの宿泊施設、ブック アンド ベッド トウキョウ。カフェスペースで提供されているフードやドリンクのメニューがブラックで統一されていることでも有名だ。当然、チャコールメニューもある。
定番の『ブラックラテ(アイス)』(580円)は、ミルクにチャコールを混ぜて、ブラックココアパウダーをまぶした一杯。フルーツやアボカドを挟んだ『溢れるサンド』(580円)も真っ黒で、サンドメニューはすべてチャコールを使った黒いパンを使用するなど、黒へのこだわりが徹底している。
元STREAMER COFFEE COMPANYの澤田洋史が監修したエスプレッソバー、ラテスト。冷たい牛乳にエスプレッソ(シングル)を落とした名作『LATTEST』で知られる同店によるチャコールドリンクが『チャコールラテ』だ。
国産のチャコールパウダーをエスプレッソに溶かした一杯で、漆黒のエスプレッソにミルクが映える。夏はアイスで頼むのが良さそうだ。
スイーツにときめく……
フルーツサンドは、ただ可愛い食べ物ではない。果物は熟度を調節しながら食べごろのものを使用していたり、使うフルーツによってクリームの糖度を変えたり、相性の良いパンを研究したり、作り手の丁寧で繊細な作業の積み重ねにより、作り上げられているのだ。フルーツサンドを食べられる店は東京だけでもいくつもあるが、ごろっとタイプや細切りタイプなど、果物の切り方ひとつとっても店によって全く異なり、それぞれの特色やこだわりを感じられるのもまた面白い。ここでは、都内にあるフルーツパーラーやカフェ、ベーカリーなどで提供されている一押しのフルーツサンドを紹介する。みずみずしいフルーツに、ほんのり甘いクリーム、そして美しい断面。我々をこれ以上幸せにしてくれる食べ物はほかにあるだろうか。季節の果物を使用している店も多いので、年間を通してフルーツサンドの世界を堪能してほしい。
古くは平安時代から食べられていたとされるかき氷。削った氷と甘いシロップさえあれば楽しめる手軽さから、現代まで愛されてきた夏スイーツの王様だ。 ここ数年でかき氷は目覚ましい進化を遂げた。人工甘味料を使わない果実100%のシロップや、ケーキ顔負けのトッピング、おやつの概念を超えたボリューム……。今回は、甘味処の名店が数多く軒を連ねる谷根千エリアから、流行をけん引する極上のかき氷を紹介したい。関連記事:『東京、かき氷25選』『東京、ベストジェラート』
台湾生まれの人気ドリンク、タピオカドリンク(バブルティー)。ホットでもアイスでも美味しく飲めるこのドリンクが、いま東京を席巻している。台湾の大手チェーン店が街のあちこちに出現しているほか、洒落たカフェでは、インスタ映えするバブルティーが訪れる者ののどを潤している。定番メニューだけでなく、抹茶風味の日本らしいドリンクなど、飲む人を飽きさせないよう、豊富なフレーバーとバリエーションが取り揃えられているのも魅力のひとつ。ここでは、東京でバブルティーが楽しめる店を紹介する。
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