マティス ― 色彩を奏でる
アンリ・マティス《リュート》1943年、油彩/カンヴァス、ポーラ美術館
アンリ・マティス《リュート》1943年、油彩/カンヴァス、ポーラ美術館

東京、10月に行くべき無料のアート展8選

銀座・六本木・清澄白河・品川などで注目の展示を紹介

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涼しさを感じる心地よい季節。今回、10月に開催する芸術の秋にぴったりの無料のアートイベントをセレクトした。

銀座「ポーラ ミュージアム アネックス」での「マティス ― 色彩を奏でる」や、野口里佳を交えた5人の写真家による写真展「紙の光 光のしるし」、今最も注目の若手作家の一人であるハン・イシュ(潘逸舟)の個展「波を耕す」など、入場無料で鑑賞できるアート展示を揃えた。リストを片手に街に繰り出してほしい。

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東京ステーションギャラリー」で、テレンス・コンランの人物像に焦点を当てた初の展覧会テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」が2025年1月5日(日)まで開催されている。デザインの力を信じ続けたコンランの、デザイナーとしての一貫した姿勢と情熱を感じることができるだろう。

 

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アメリカ出身の写真家、アレック・ソス(Alec Soth)の展覧会「部屋についての部屋」が2025年1月19日(日)まで東京都写真美術館」で開催中だ。5年もの歳月をかけて展覧会の構想について対話を重ね、ついに開催が実現したという本展に期待が膨らむ。

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六本木の「森美術館」で、国内27年ぶり、2回目となる最大規模の個展「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」が2025年1月19日(日)まで開催されている。

六本木ヒルズ」を象徴するように配置された、ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois、1911〜2010年)のパブリックアート『ママン』 。クモの形を模したこの彫刻を知っている人は多いと思うが、その作家であるブルジョワについて国内ではあまり知られていない。

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