『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』展 描き下ろしキービジュアル
Photo: ©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』展 描き下ろしキービジュアル
Photo: ©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会

1月から2月に行くべきアニメ展示

ギャグマンガ日和やハイキュー‼など、注目の展覧会

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2025年1〜2月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が多数開催される。増田こうすけによる『ギャグマンガ日和』の25周年展や、劇場版『ハイキュー‼』の特別展など、注目のイベントが続く。

緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作秘話をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。

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  • 京橋

新たなクリエーションと出合える美術館「クリエーティブ ミュージアム トーキョー(CREATIVE MUSEUM TOKYO)」が京橋に誕生する。オープニングを飾るのは、アニメ『鬼滅の刃』の大規模展覧会「柱展 ーそして無限城へー」だ。

原作は累計1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による人気漫画で、今回の展覧会では鬼殺隊最高位の剣士「柱」に初めてフォーカスする。9人の柱それぞれの個性や思いに迫る展示は、約1000枚の原画や映像を駆使して圧倒的なスケールで繰り広げられる。

入場時に受け取る「柱札」を使えば、柱の名言や特別収録の音声を楽しめるインタラクティブな体験が楽しめる。また、隣接するカフェでは、柱にちなんだコラボレーションメニューが登場。ここでしか楽しめない特別な体験をしてほしい。

なお、本展の入場は日時指定制なので、詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい。

  • Things to do
  • 銀座

多くの人をとりこにしたバレーボール漫画『ハイキュー‼』。作中屈指の人気を誇るストーリー「ゴミ捨て場の決戦」を描いた映画は、2024年2月16日に公開された。この映画をテーマにした初めての展覧会が、「松屋銀座」でスタートする。

会場には、本戦の魅力を濃縮したコンテンツが並ぶ。選手を紹介する展示、原画、資料、映像などから、その熱気を感じてほしい。

※11〜20時(12月28日は11時〜20時30分、31日は10〜18時、1月3日は11〜19時、5・13・19日は11時〜19時30分、22日は11〜17時)/入場は閉場の1時間前まで/料金は1,800円、高校生900円、中学生700円、小学生500円、グッズ付き3,900円、未就学児無料

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  • 有楽町

人気漫画『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』の展覧会が、「有楽町マルイ」で開催される。連載25周年を祝して、原画をはじめとする展示品から本作のこれまでの歩みをたどっていく。

会場では、登場キャラクターによる名場面の数々を原画とともに楽しめる。作中の「寒サイン会」を再現したフォトスポットや、本展のために作られたキャラクターの等身大立像、フィギュアも必見だ。作中に登場する伝説の漫画「ソードマスターヤマト」の原画展も存分に堪能したい。

ギャグ漫画らしいユニークな展覧会へ、足を運んでみては。

※11~19時(入場は18時30分まで)/料金は前売り1,800円、当日2,000円、小学生以下(保護者同伴)無料

  • アート
  • 世田谷区

「旧尾崎テオドラ邸」で、漫画家・⽥島列島の初の原画展が開催。過去の連載作品から連載中の最新作『みちかとまり』まで、描かれた全てのカラー原稿を一挙展示する。 


『子供はわかってあげない』で鮮烈な連載デビューを飾り、その卓越した人間描写とせりふのセンスで多くの読者、クリエーターを引きつけ続ける田島。会場では、ファン垂ぜんの名シーンを含むモノクロ原稿も多数展示する。

さらに、『子供はわかってあげない』の連載前に最終話まで完成していたネーム全ページを初公開。また、机なしで描いていたという伝説の手作りデスクも会場内に再現するなど、世界観に没入できる工夫が満載だ。

なお、同館でしか買えないオリジナルグッズも見逃さないように。直筆サイン入りグッズも販売する上、初のサイン会も予定している。田島ワールドが広がる空間へ足を運んでほしい。

※10〜18時/入館は閉館の30分前まで/休館日は木曜/料金は1,000円、未就学児無料

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  • 池袋

2025年は、「マイメロディ」が生誕50周年、「クロミ」が生誕20周年を迎えるアニバーサリーイヤー。そこで、マイメロディの誕生月の1月に「池袋パルコ(PARCO)」で特別展がスタートする。

本展のテーマは「ふたりのお祝いパーティ」。まるで2人の誕生日パーティーに招待されたかのような経験ができる展示が並ぶ予定だ。

本展は、その後全国のパルコを巡回する。ぜひこの機会に、マイメロディとクロミのかわいらしさを堪能しよう。

※日時・チケットの詳細は未定

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  • 池袋

和月伸宏による人気漫画『るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―』。本作の30周年を祝した展覧会が、「アニメイト池袋本店」で開催される。

本展では作者の生原稿から、主人公・剣心と宿敵・志々雄一派による死闘を振り返っていく。この機会に本作の戦いの熱気を再び体感してみては。

※11~21時(土・日曜・祝日は10~20時、2月10日は11〜17時)/入場は閉場の30分前まで/前売り2,000円/当日2,200円

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  • 上野

世界中で親しまれるキャラクター「ハローキティ」。サンリオのアイコンとして活躍し続けるハローキティの生誕50周年を記念した大規模展覧会が、「東京国立博物館」の「表慶館」で開催される。

本展では「キティとわたし」の50年をテーマに掲げている。ハローキティが半世紀も愛される存在になった理由は、「ファンひとりひとりとの関係性」が大きく関わっているようだ。このようなオリジナルな視点から、ハローキティだけが持つユニークな魅力を探っていく。

さまざなカテゴリーに分かれたコーナーはもちろん、史上最多数のグッズが展示される。アーティストとのコラボレーション作品や映像コンテンツなども見逃せない。

ハローキティと私たちの歩みをひもといてみては。

アニメが好きなら……

  • アート

海外旅行どころか、東京都心へ出かけることすらままならない非常事態が続いている。そんな生活に潤いを与えてくれるのがアニメだ。スクリーンと想像力の中でなら、私たちはどこまでだって羽ばたける。

ここでは、Netflixや各種の動画配信サービスで視聴できる、東京近郊を舞台にした良作なアニメを紹介。『鬼滅の刃』に引き続いて大きな話題を呼んでいる作品から、30年の時を経てアニメ映画化が決まった名作まで、すでに知られた作品ばかりだが、今こそ見直す理由がある。

作品の特徴を表す、三つのハッシュタグから気になる作品を見つけてほしい。

  • 映画
  • アニメーション

 平成は日本のアニメ史においても重要な転機であり、重要な作品を多く生み出した時代だった。「オタク」というワードが世界中に浸透し、アニメ文化そのものが国境を越えたのは、平成時代に生み出されたアニメが国際的に評価されるようになったからだろう。また、この30年の間に制作面でも手描きからCG技術へと大きな進歩もあった。

令和を迎えて早くも2年。現在はスタジオジブリの新作から、大人向けのマニアックな作品までが多言語に訳され、アニメの舞台を訪れるために訪日する外国人も増えている。ここではもう一度じっくり見たい、アニメの黄金期を代表する作品を紹介しよう。

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