永青文庫

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タイムアウトレビュー

江戸時代から戦後にかけて所在した、広大な細川家の屋敷跡の一隅にある美術館。旧細川侯爵家の家政所(事務所)として昭和初期に建設されたものだ。

旧熊本藩主細川家伝来の歴史資料や東洋の古美術を中心とし文化財を保存、研究し、一般に公開している。武器武具、能道具、茶道具、禅画、近代日本画、中国陶磁など16代当主、細川護立の収集品なども収蔵する。

なお、最新情報については公式SNSを確認してほしい。

詳細

住所
東京都文京区目白台1-1-1
Tokyo
アクセス
JR『目白』駅「目白駅前バス停」から都営バス「白61 新宿駅西口」行きで「目白台三丁目」下車 徒歩5分/東京メトロ有楽町線『江戸川橋』駅(1a出口)徒歩15分
営業時間
10時〜16時30分(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)

開催中

細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―

「永青文庫」で、「細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―」が開催。陶芸家・河井寬次郎(1890~1966年)の作品30点余りによって作風の変遷をたどるほか、日本の茶道具、熊本を代表する焼き物の「八代焼」に注目する。 熊本藩主であった細川家には、日本の陶磁作品が数多く伝えられている。特に、茶の湯を愛好した細川家の茶道具には、「唐物」をはじめとする外国の茶道具も、日本で焼かれた「和物」も残されていることから、その比較を通じて日本陶磁の広がりを垣間見られる。 今回、寬次郎の作品や八代焼は、約20年ぶりに大公開。大正から昭和にかけて活躍した寬次郎は、初期に中国の古陶磁を模範とした作品で注目され、後に「民藝運動」の中心人物となり、作風が大きく変化した。熊本藩の御用窯であった八代焼は、素地と異なる色の陶土を埋め込む象嵌(ぞうがん)技法が特徴だ。 早春は日本陶磁コレクションの多彩な魅力に触れてほしい。 ※10時~16時30分(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,000円、70歳以上800円、大学・高校生500円、中学生以下無料
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