1967年にデビューして日本ジャズの一時代を築き、「ジャズの帝王」といわれたマイルス・デイヴィス(Miles Davis)に電話口で吹いた音色を褒められたという逸話も持つトランぺッター・日野皓正は今年で83歳。昨年は体調不良による公演中止や延期にも見舞われたが、現在は復活してライブ活動も再開している。
自己のバンドから数々の才能も輩出しており、もはや「ヒノテル・スクール」と言っても差し支えない功績もある。本公演のメンバーは加藤一平(ギター)、高橋佑成(ピアノ)、マーティ・ホロベック(Marty Holoubek、ベース)、高橋直希(ドラムス)。若手たちと、万全の状態での演奏を期待したい。
舞台となるのは1965年の開店当時から出演してきた老舗・新宿「ピットイン」。いくつになっても冒険心を忘れない日野が、今どんなサウンドを鳴らすのか楽しみだ。
※19時30分から/料金は5,500円(1ドリンク付き)