ブラジル人ピアニスト、アマーロ・フレイタス(Amaro Freitas Y'Y)の「ブルーノート東京」での3デイズ公演が迫る。アフロブラジリアンである自らのアイデンティティーを表現した、初のソロアルバム『Y'Y』を体現したライブで2024年6月に来日したばかりだが、今回は満を持してのトリオによる演奏だ。
彼が追求するのは「今のブラジルにおけるコンテンポラリーなサウンド」。アンビエントや現代音楽、ポリリズムなどの要素を昇華しつつもエクスペリメンタルで片付けることなく、高い音楽性を担保した『Y'Y』がどう進化するのか、見ものである。
脇を固める演奏者は、ベースのシヂエル・ヴィエイラ(Sidiel Vieira)、ドラムスにホドリゴ・ブラス(Rodrigo Braz)というブラジル人メンバー。クリエーティブかつスピリチュアルな空間になるだろう。ブラジリアンジャズの現在地を見逃さないよう。
※25日 1st 開演18時〜、2nd 20時30分〜/26・27日 1st 16時30分〜、2nd 19時30分〜/料金は8,800円〜(エリアにより異なる)/詳細は公式ウェブサイトで要確認