日本の若手映画監督の輩出を目的とした、コンペティション中心の映画祭が横浜で開催される。
7部門367作品の応募の中から、日本のマイナンバー制度により監視・管理に包まれる現代でアイデンティティーを探る少女を描く『糸姫 a prison in the light』(2018年)や、間もなく取り壊される団地に住む85歳の女性のドキュメンタリー映画『Danchi Woman』(2019年)など、16作品を優秀作品として上映する。
短編、中編、長編、ドキュメンタリー作品、U22部門など、幅広い日本のインディペンデント映画を鑑賞できるまたとない機会だ。チケット(1,500円)は全プログラム共通券で、全作品を鑑賞できる。これからの日本映画に期待しながら、いつもとは少し違う映画体験をしてほしい。