ドキュメンタリー映画『おクジラさま ふたつの正義の物語』は、捕鯨問題をめぐり騒動の中心になった和歌山県の太地町を舞台にした作品だ。2009年にアカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した、日本のイルカ追い込み漁を描いた映画『ザ・コーヴ(The Cove)』の影響で、「イルカ殺しの町」として有名になったこの町を、監督の佐々木芽生(めぐみ)は、6年間追いかけた。本作の公開に先立ち、イルカ漁の解禁日となる2017年9月1日(金)にタイムアウトカフェ&ダイナー(Time Out Cafe & Diner)にて先行上映を開催。タイムアウト東京のトークイベント『世界目線で考える』の特別バージョンとして、第1部では上映会を行い、
関連記事
『インタビュー:佐々木芽生監督』