「映像の詩人」と呼ばれ、叙情的なまでの自然描写や「世界の救済」をテーマに独自の映像美を追求したロシアの巨匠、アンドレイ・タルコフスキー監督の6作品が、渋谷アップリンクで上映。
上映期間中は、共産党政権下である抑圧された自由の中でこそ生み出された、傑作の数々が登場する。規制の多い当時のソビエト社会の暗喩と、そこに生きる人々の苦悩と未来への希望が描かれた『ストーカー』や、ヴェネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞を受賞した『僕の村は戦場だった』などがラインアップ。
映像の美しさだけでなく、考えさせられる味わい深いストーリーに心奪われること間違いない。