大阪で映像制作者の人材発掘を行い、石井裕也や横浜聡子など、数多くの若手映像作家を輩出するシネアストオーガニゼーション大阪(CO2)の第11回助成3作品が東京に上陸。長谷川億名監督『DUAL CITY』、黒田将史監督『バカドロン』、松本大志監督『誰もわかってくれない』と、3 監督の短編作品を上映する、『CO2 東京上映展 2015』が2015年10月31日(土)より渋谷、ユーロスペースにて1週間公開される。『DUAL CITY』は巨大企業の暗躍や、テクノロジーの発展が覆う未来社会を、低予算ながら説得力あるヴィジュアルに結実したSFドラマ。『ニッポンコネクション 2015』にて審査員特別賞を受賞したほか、日本人監督としては初めて、SF映画祭『SCI-FI FILM FESTIVAL』 にて上映が決定している。また、MOOSICLAB2015でクロージング作品に選出された『バカドロン』は、日常に潜むユニークな表情を切り取り、小気味良いリズムでユーモアを生む青春コメディ。CO2俳優特待生の辻凪子を主演に起用した『誰もわかってくれない』は、丁寧な心理描写が異常を際立たせるサスペンスドラマとなっており、3作品ともそれぞれ全く違う作風と楽しむことができる。今、最も期待すべき若手映画監督3人の長編劇映画に注目しよう。
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