フランスを中心に活躍した女性監督シャンタル・アケルマンの作品を特集した映画祭が、「ヒューマントラストシネマ渋谷」ほか劇場で開催。アケルマンは、平凡な主婦の日常を描いた長尺映画「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」が映画界に革命を起こしたと高く評価されている監督だ。
今回の映画祭では、前回上映された5本に加え、日本初公開となるミュージカル「ゴールデン・エイティーズ」「一晩中」、傑作ドキュメンタリー「家からの手紙」「東から」などの長編4本、さらに処女短編「街をぶっ飛ばせ」が追加された。アケルマンファンには堪らないだろう。