広尾駅と西麻布交差点を結ぶ、外苑西通りから一本奥へ入ったところにある鮨屋。この店にはマグロがない。季節や価格を問わず、仕入れないのだ。その理由は極めてシンプル。親方が「白身や貝、光ものなど、マグロ以外の鮨が好きだから」だという。店のウリは「締めたもの」。常に30種類程度あるネタの中で、昆布締めだけでも12〜13種類は置いている。和食の板前ではあったが、鮨職人としての下積みを経験せずに鮨屋になったという親方のキャリアが、この独自性につながっているのだろう。なお、暖簾にしたためられた店名の筆文字は写真家、荒木経惟の手によるもの。
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