桜上水駅から徒歩7分ほど、甲州街道沿いにあるラーメン店。2011年にオープンし、大きな看板が目立つ店構えだ。同店のメインとなるメニューは、青森県で水揚げされたネズミザメを使った「鮫節」から出汁をとった、『鮫節そば』(700円)。サメの他に、鶏やゲンコツからもとられたスープは、鮫のイメージからは想像つかない、臭みがほぼ感じられず、さっぱりとした深みのある味。ストレート麺と歯ごたえのあるチャーシュー、ネギ、細長いメンマが添えられ、シンプルな組み合わせがちょうどいいバランスだ。絶妙なコクを感じるスープは、ついつい最後まで飲み干してしまう一杯だ。鮫節の他に、背脂とニンニクの効いた『醤油らーめん』(680円)、『塩らーめん』(680円)、『みそらーめん』(700円)、つけ麺(680円)なども揃う。最後の〆に、残したスープを使って『おじや』(200円)も楽しめるようになっているのも嬉しい。
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