志村三丁目の住宅地で異彩を放つ外観の居酒屋。店頭にも店内にも猪や鹿、狸など獣の剥製がいくつも飾られていてワイルド感たっぷり。新潟出身の店主は狩猟歴40年で、ここの料理はジビエというより「マタギ料理」と呼ぶほうがしっくりくる。鹿の刺身や猪の唐揚げなどもあるが、メインは猪鍋、熊鍋、鴨鍋などの鍋。猪鍋(1人前1,700円)は、豆腐、白菜、ねぎ、舞茸、えのき茸、春菊、しらたきに、ぶつ切りの猪肉がごろごろ入っていて、ボリューム十分。豚よりも脂が濃く、歯ごたえある肉質の猪肉と、濃厚な味噌味のピリ辛スープの相性が抜群。寒い季節に仲間と獣肉の鍋を囲んで、店主が選んだ新潟の酒とともに宴を開くにはもってこいの店だ。
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