京王線国領駅より徒歩2分の駅近店。2018年8月にオープンし、「直球」スタイルの中華そばを提供する店だ。『醤油中華そば』と『塩中華そば』が二大基本メニューだが、『特製わんたん中華そば』(醤油・塩両味あり)も人気の一品。
麺はストレートな細麺で、きれいに折り畳まれた状態で盛り付けられ、透き通ったスープはその細麺を包み込むように美しく注がれている。スープは動物系素材不使用で、魚介の節系のみで丁寧にダシをとったもの。上記の醤油、塩のスープはひと口すすると、あまりの優しい味わいに驚嘆する。
チャーシューは肩ロース肉を低温調理で仕上げていて、弾けるような歯応えがありつつも、さらりと柔らかな口当たりで絶品。ワンタンも、ツルツルの皮の歯ごたえの後に、餡に入った豚肉やショウガの旨味が広がる。とてもシンプルだが、とにかく直球で「うまい」とひと言もらしたくなる。
定番のほか、『石川ブラック』(700円)、『長岡しょうがみそ』(850円)などの変わりメニューもそろう。価格もリーズナブルで、『醤油中華そば』(600円)、『塩中華そば』(700円)と、ついつい通ってしまいそうだ。深夜営業も地元民には嬉しい。