東京で炉端焼きといえば『田舎家』というくらい、海外セレブの間では有名な六本木にある専門店。新鮮な野菜や魚介をザルに盛るプレゼンテーションや、目の前で焼き上げた料理を木製の巨大なヘラに載せて客前に運ぶスタイルが外国人の心をくすぐるようだ。焼き台をぐるりと囲むカウンター、半紙に達筆でしたためられた品書き、襷がけにねじり鉢巻きという店員の出で立ちもまた魅力のひとつ。料理は炉端焼き以外に、大皿に彩りよく盛られる『刺身の盛り合わせ』や、豪快にまるまる一尾を焼き上げる『キンキの塩焼き』など、一品料理も充実。予算は平均でひとり10,000円以上は見ておいたほうがよい。