創業1839年に桜田通り沿いに開業した老舗蕎麦屋。屋号「砂場」の発祥は大阪城築城時にまで遡ると言われ、300年近くの歴史があることになる。店主は当地での開業から数えて、現在で5代目だ。3代目が考案した名物の『趣味のとろろそば』(1,512円)は、夏バテの弱った体に精力を与えてくれる。白くて細打の蕎麦は、舌触りがよくそば粉の風味を感じることができ、契約農家から仕入れている大和芋で作るとろろは粘りと弾力があり、蕎麦によく絡む。薬味のわさびも静岡産のものにこだわり、風味が高い。大通り沿いにも関わらず、落ち着いた雰囲気の店内では江戸の情緒を感じられる。つかの間の静養を求めてランチにはビジネスマンで混み合うようだ。
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