創業1884年(明治17年)の老舗高級中華チェーン、聘珍樓(へいちんろう)の吉祥寺店。都内や大阪、福岡など全国に店舗があるが、横浜中華街にある本店は最も歴史があり、「現存する日本最古の中華料理店」と言われている。
薬膳の考え方を取り入れた、広東料理ベースの伝統的な中華メニュー各種を提供する。餃子やチンジャオロース、炒飯、焼きそばなどスタンダードなものはもちろん、『アオザメフカヒレの姿煮込み』『本格窯焼き北京ダック』『魚滑(真鯛の広東式刺身)』など高級食材を使った豪華な料理も揃える。ただし全体的に価格は高め。どのメニューも街場の中華料理店の1.5〜2倍くらいの感覚で、さらに10パーセントのサービス料も加算されるが、上質な空間と行き届いた接客で、十分な満足感を得られるだろう。
特に吉祥寺店は「個室」がコンセプトで、子連れ客でも気兼ねなく過ごせる、ゆとりある空間が目玉だ。家族でのフォーマルな食事会で利用している客も多い。プライバシーが守られるため、接待や大事な商談などビジネスユースにも向いている。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)
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