※2018年7月1日オープン
下町情緒溢れる雰囲気が魅力の谷中に、またひとつ「通いたい店」が増えた。ランチ営業のみの『八代目傳左衛門(でんざえもん)めし屋』は、ほっと落ち着ける和風の定食屋。大正時代の長屋をリフォームした店は、オープンから間もないながら、既に下町に馴染んでいる。
1階はカウンター席、2階にはテーブル席と、足の伸ばして座れる畳席を用意。天井が高く、ゆったりくつろげる空間だ。
食材は、築地市場から仕入れる新鮮な野菜や魚介を使用。メニューは、3種の週替わり定食だけで、メイン1品に小鉢と味噌汁、漬物、ご飯が付く。取材日に味わった『たっぷり野菜と豚肉の黒酢あん定食』は、柔らかい豚肉と旬野菜にさっぱりとした黒酢が絡み、夏の疲れを吹き飛ばしてくれるかのようだった。
3種の定食のうち、肉じゃが定食と魚定食は、常時提供する予定。のれんをくぐったら最初に注文するスタイルで、小鉢はレジ横のカウンターから好きなものが選べる。
店から徒歩2分ほどの『谷中ビアホール』の提携店でもあり、週末と祝日に限り、谷中のクラフトビールである谷中ビールも注文可能。単品でも頼めるメインと合わせて一杯飲むのも良い。