スタッフの元気な朝礼が、メディアで話題となった居酒屋チェーン、てっぺんグループが、2017年4月にオープンした店。
店名の「予祝(よしゅく)」とは、前祝いの意味だ。大人が仲間と酒を飲みながら夢を語り合い、その夢が叶うことを前提に前祝いする場にしたい、との思いからこの店が作られた。
店内の壁には、スタッフ自らが書いた夢の額がずらりと飾られている。客も希望すれば自分の夢を手書きし、掲示することができる。
ビールやレモンサワー各種、チューハイなどの気軽な酒類と、『帰ってきた!バリSOBAサラダ』『男の新名物!肉どうふ』『大和芋のフワトロ焼き』といったユニークかつ味わい深い居酒屋メニューを提供する。店の入り口入ってすぐの場所に大きな鉄板があり、ここで焼き上げる鉄板料理も名物だ。
居酒屋として普通に酒と料理を堪能するだけでもよし、願いを叶えるために来るもよし。客はみんな笑顔で様々な楽しみ方をしている。
スタッフの威勢のよい声かけと、テキパキした接客が心地よい。また、その雰囲気を好む外国人客が、欧米人を中心に多くいるというのも面白い。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)