2021年7月、自由が丘にプレミアムなコーヒーとアフタヌーンティーが楽しめる店が登場した。ヨーロッパにある洋館のような建物の中には、シャンデリアやルネ・ラリックのガラス作品、ポール・アイズピリの絵画などを配した優雅な空間が広がっている。
経営しているのはドトールコーヒー創業者の鳥羽博道で、生豆を6~18カ月間かけてエイジングしたり、独自の焙煎(ばいせん)システムを開発導入したりするなど、コーヒーの味わいを追求している。
同店の『アフタヌーンティーセット』(3,500円)は目を引くような奇抜さはないが、チョコレートにトリュフをあしらうなど、細部まで工夫が凝らされている。館内には、世界の名窯で作られた300個以上のアンティークカップなどを展示したギャラリーもあるので、ぜひのぞいてみてほしい。