池袋東口から徒歩4分の大人気ビストロ。店内にはブーランジュリー(パン店)も併設されており、国産小麦とハチミツを使った焼き立ての自家製パンと、野菜にこだわったメニューを提供している。
野菜は全国の契約農家から直送される無農薬野菜だ。ケールやトレビス、紅芯(こうしん)大根など、色が濃くみずみずしい野菜を組み合わせたサラダ「オーガニックグリーン」はシンプルだが食べごたえがある。パンはチャパタやカンパーニュ、ブラン(フスマ)パンがランチ、ディナーともに食べられる。外側がカリッと、中はしっとり、もっちりした絶妙の食感だ。
これらにランチは「牛肩ロースステーキ ガーリックグレービーソース」「ノルウェーサーモンのハーブロースト バジリコバターソース」といったメイン料理が付き、ディナーは「焼きたてタルトフランベ」「自家製チョリソー フレッシュチリとハーブ」「パテ・ド カンパーニュ(田舎風パテ)」などのおつまみメニューと、ナチュール(自然派)ワインを楽しめる。無農薬栽培のブドウを使ったナチュールワインは素朴だが、味わい深い。
おしゃれで雰囲気のある内観と、野菜やパンのこだわりなど女性好みの要素が詰まっており、飲食店激戦区の池袋でも女性を中心に常に混み合っている。ランチも予約可能なので、確実に行きたいときはチェックを。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)