原宿駅と明治神宮前駅から歩くこと10分近く、日本では見かけない重厚な外観が目立つメキシコ料理店。全130席、広い中庭も趣があり、1993年創業の老舗で20年以上通い続けているファンもいる。東京を代表するメキシカンの一つともいえるだろう。
「グァガモーレ」(アボカドディップのトルティーヤチップス添え)、「ナチョス」「ケサディヤス」「セビーチェ」の前菜に、タコスや肉のグリルなど定番のメニューをメキシカンビールやワイン、カクテルとともに提供する。
ディナータイムにはギターを持った3人組の楽団、マリアッチが歌いながら客席を順に回るのが同店の名物だ。日本では味わえない独特の内観、メキシカンフード、さらに生演奏も合わせて、東京にいることを忘れるような気分にどっぷり浸れるだろう。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)