高円寺の商店街から1本入った通りにある、隠れ家的なジビエ専門店。入口の扉の取っ手が鹿の足だったり、店内に鹿の剥製が飾られていたり、箸置きが弾丸だったりと、インテリアへのこだわりが伺える。カウンターのみで広くはないが、毎週狩猟に出かける店主がひとりで切り盛りしていて、気軽な雰囲気で居心地がいい。文字通り、猪、鹿、熊、野鳥の肉を、刺身や焼肉、鍋、ハムやソーセージなどバリエーション豊かなメニューで、それも良心価格で提供しているから、8席のカウンターはすぐいっぱいになってしまう。ニンニク醤油でいただく鹿の刺身(880円)は、さらっとした口当たりだが旨味はぎゅっとつまっていて、カツオのような食感。猪の味噌漬け焼き(950円)は、脂がのっているのにしつこくなく柔らかい肉の味に大地を感じることができる。幅広く揃ったワインとともに色々な味を試しながら、店主の狩猟のエピソードを聞くのも楽しい。
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