1994年創業、歴代のベルギー大使へ料理を提供しているベルギー料理店。ブリュッセルで修行したオーナーシェフの原田延彰が作るのは現地で食べた郷土料理の再現している。中でも、ベルギーの食卓に欠かせないのはムール貝だ。鮮度優先のため、貝は国産を使用。おすすめは「白ワイン蒸し」で、バターとこしょう、タマネギというシンプルな味付けにパセリとセロリがアクセントになって、無限に食べられる。
本場のフライドポテト『ポムフリット』も忘れてはいけない。このために開発されたビンチェ種のジャガイモを使用しており、酸味とまろみが特徴的な自家製マヨネーズを付けて味わう。本国では、カクテルソースや赤ワインビネガーなどさまざまなソースを付けて、ビールと一緒に楽しむのが定番なのだそう。
牛ホホ肉を6時間ソテーしてからピルスナービールで煮込んだ、『牛ほほ肉のビール煮込み』はシェフも得意料理と自負する逸品。ドリンクは『シメイ』など、厳選したベルギービールを80種ほど用意している。
1階がカジュアルなブラッスリー、2階は落ち着いたレストランと、シーンに合わせて使い分けられるのもうれしい。