千駄ヶ谷のハンバーガー専門店ザ バーガーズ(THE BURGERS)は、2017年4月にオープン後、同年9月にリニューアル。夜はセンダガヤステーキと店名を変え、吉祥寺の人気店、肉山の監修によるステーキを提供することになった。ランチのハンバーガーをアピールするためステーキをはじめるよう勧めたのも肉山のオーナー、光山英明だという。使用する牛肉はグラスフェッドビーフのみ。自然環境の中で放牧され、牧草だけを食べて育つため、赤身が多くヘルシーなのが特徴だ。
基本のセットには、パティとレタス、トマトが入ったシンプルなハンバーガーにポテトとドリンクが付く。そのままでも十分に満足できるが、テリヤキ、トマト、ジャークの3種のソースや、チーズやアボカドなどのトッピングの追加も可能だ。表参道のカフェ、パンとエスプレッソと に特注したバンズのほのかな甘みも印象的。
ステーキメニューはランチタイムにも楽しめる。中でも注目は『ステーキバーガー』だろう。パティの代わりにステーキを挟んだのかと思いきや、両方が入っており、肉の総重量は約250グラム。筋切りなどが丁寧にされているので、噛み切れずにステーキだけがずるずると引っ張り出されるという悲劇も起きない。ほろほろと崩れるパティとステーキの食感のコントラストが面白く、見た目のインパクトだけでない、完成度の高い一品。そのほか、ステーキと野菜がたっぷり摂れる『肉サラダ』はハンバーガーのバンズに使用するパンがセットになる。日替わりで様々な部位が楽しめるステーキランチはライスがお代わり自由だ。
センダガヤステーキでは牛のサーロイン、リブロース、ハラミと、ラムをそれぞれ250グラム単位で注文可能。グループで訪れれば色々と頼んで食べ比べを楽しめる。