日本各地の名産品や工芸品を紹介する浅草駅近くの商業施設、まるごとにっぽんの3階にあるカフェ。「次の旅先が見つかるカフェ」をコンセプトに、47都道府県の伝統料理や食材を使ったメニューが食べられる。
九州や東北など季節ごとにテーマを決めて、各地のメニューを期間限定で提供しているほか、通年で注文できるグランドメニューもある。サンドイッチ、あんみつ、ケーキ、ソーダフロートといったカフェメニューで、なかでも浅草のベーカリー、ペリカンのパンを使ったパンメニュー『たまごサンド』『カツサンド』『サーモンフライドッグ』(以上いずれもフライドポテト付き)『小倉トースト』は、これを目当てに店に通うファンをいるほど人気だ。
『たまごサンド』は今はやりの厚焼き卵を挟んだタイプ。かぶりつくと、ふわふわのパンと柔らかい厚焼き卵の食感が一体となって、なんともハマるおいしさだ。
ゆったりした店内で、旅行雑誌も置いてあり、サンドイッチ片手に次の国内旅行計画を立ててみては。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)