JR総武線東中野駅から徒歩3分ほどの東中野銀座通りにある、創業1956年の老舗の町中華。世代を問わず、常ににぎわいをみせる人気店だ。
町中華らしい充実したメニューが揃うが、看板メニューは「タンメン」(650円から、以下全て税込み)や「焼餃子」(400円)。「タンメン」は透き通ったクリアな鶏スープに、塩味と野菜のうま味が加わったあっさりとした塩スープで、ラードで炒めた野菜はハクサイやキクラゲ、ニンジン、ネギなど野菜そのもののおいしさが染み出ている。ストレートの麺は柔らかい食感だ。
「チャーシュータンメン」(850円)には、さらにしっかりと味付けされたバラチャーシューがたっぷり乗る。「餃子」は、焦げ目がしっかり付いた皮の中に、ぎっしり詰まった具材とニンニクの風味と肉汁がおいしい。そのほか店独自のメニューで、野菜や豚肉が入ったピリ辛のあんかけ丼の「サーティライス」(750円)や、醤油ラーメンのスープに餃子が入った「水餃子」(400円)も人気だ。