※2023年11月3日オープン
近年、台湾では高いレベルで地域性を生かしたクラフトビールが次々と生み出されている。神楽坂に支店もある「臺虎(タイフー)」をはじめ、「金色三麥(ジンスエサンマイ)」や掌門「(ヂャンメン)」など枚挙にいとまがない。2022年に台北に開店した、「嘻嘻(シーシー)台北」はその波に乗ったクラフトビールを紹介するバーだ。
オーナーは台湾在住の日本人で、和食家庭料理とともに台湾、日本、アジア各地のクラフトビールを提供している。その店の姉妹店「嘻嘻東京」が代々木にオープンした。
台湾でよく目にする緑青を基調にした明るくしゃれた店内で、台北店同様に台湾、日本、アジア各地の厳選したクラフトビールを気軽に味わえる。
台湾のクラフトビールには、果実を用いたフルーティーな品が多いが、同店では「台北UGLY HALF BEER(酉鬼啤酒)」の「吐司去邊大紅茶」(296mlが1,090円 、473mlが1,690円、いずれも税込み)なる紅茶とパンの香りがするビールといった変わり種も用意。これがほのかな紅茶の香りがよく、さっぱりしていて意外とイケる。
料理は台湾料理各種を用意。味は台湾に不慣れな日本人にも食べやすいよう和風寄りに整えている印象だ。