竹ノ塚駅徒歩2分の駅近立地にあり、平日週末問わず開店前から行列ができる足立区のつけ麺店。亀有の人気店「つけ麺 道」で修業した店主、金井和繁(かずしげ)が独立し、2018年にオープン、2023年9月20日にリニューアルオープンした。店名は「つけ麺 和(かず)」と読む。開業後すぐからその味わいが評判となり、「次世代のつけ麺店」とグルメ雑誌ほか、各メディアで大きく取り上げられている。
つけ汁はこってり濃厚なポタージュ系で、豚骨と背脂、そして東北の地鶏「あべどり」を2日間炊き込んだスープに魚介ダシと濃口醤油のタレを合わせたもの。これに、もちもちで力強い歯ごたえの極太麺をつけながら食べる。つけ汁はクリーミーだがきりっとした後味で、極太麺も見た目よりノド越しがよく、グイグイ食べ進んでしまう。低温調理で仕上げた、ロゼ色のチャーシュー2種(鶏胸肉と豚肩ロース肉)もさっぱりしていて食べやすい。
つけ麺と一緒に、ネギと自家製のニンニク醤油が提供され、好みで加えるとよりパンチのある味が楽しめる。また客席に備えられた「フルーツ酢」(リンゴとレモン入りの特製酢)を使って味変も可能。ぐっと爽やかになり、つけ汁もよりまろやかに楽しめる。
定番のつけ麺のほか、ひき肉やチンゲンサイが入った「濃厚たんたんつけ麺」や、限定メニューの「カレーつけ麺」などもあり、迷ってしまうが、まずは基本のつけ麺を堪能してほしい。ボリュームと食べやすさのバランスに驚くはずだ。
※写真はリニューアルオープン前に撮影