「ホテルニューオータニ 東京」内にある、パリで400年以上の歴史を誇る高級フランス料理店「トゥールダルジャン」の唯一の支店。伝統を継承しながらも常に革新を続け、フランスと日本の食文化の架け橋として歩むレストランだ。
店内は、フランスの貴族の邸宅を思わせるような華やかな空間が広がり、エントランスからダイニングルームに至るまで、ブルボン王朝やルイ15世のロココ時代など、それぞれ特徴的な時代を表現している。
コースはランチ1万1,000円から、ディナー2万2,000円から楽しめるほか、アラカルトメニューも用意。M.O.F.を獲得したエグゼクティブシェフのルノー・オージエ(Renaud Augier)をはじめ、同店を支えるアルチザンたちによる料理が堪能できる。また、1000種類以上の銘柄が揃うワインもオプションで楽しみたい。
トゥールダルジャンが「鴨料理の名店」として地位を確立したのは19世紀の頃。東京店で味わえるシグネチャーメニュー「幼鴨のロースト」には、開業時からの伝統のサービスであるカモ番号カードが添えられるのが特徴的だ。
そして、「クレープフランベ ベルエポック ピンクグレープフルーツの雫」もぜひ味わってほしい逸品。フランス菓子「クレープシュゼット」をアレンジしたもので、通常オレンジが使われるが、トゥールダルジャンではグレープフルーツを使用し、コニャックを加えてフランベするというオリジナルの手法を取り入れている。
贅を尽くした料理と背筋が伸びるような店内で優雅な時間を過ごしたい。