コシのある香川の讃岐うどんは、今やうどんの代表格とも言える存在だ。香川出身の店主谷は、全国から多くの讃岐うどんファンが訪れる人気店で修行を積み、東京に店をオープンした。店に入るとまず目に入るのがガラス貼りの麺打ち台。ここでうどんを打つ様子を眺めることができる。毎朝足踏みして仕込まれるうどんに使用するのは、小麦、水、塩のみ。小麦は食感と香りを両立させるため、オーストラリア産と国産のものをブレンドしている。長時間かけてつくるいりこ(煮干し)ベースの無添加の出汁は優しい味わい。まずは、シンプルな『かけ』で麺と出汁を楽しむのが良いだろう。サイドメニューには、注文を受けてから揚げるサクサクの天ぷらをぜひ。
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『東京、讃岐うどん15選』