近隣の飲食店街から外れているにもかかわらず、昼も夜も行列が絶えず、長年大阪で愛され続けている店が中津エリアにある。提供しているのはコシのある讃岐うどんで、食べ応えとともにつるっとした喉越しも最高だ。
人気のメニューは、2006年のオープン時から変わらない「とり天ぶっかけ」(980円、以下全て税込み)。太めで歯応えも十分なもっちりとした麺に、少し甘めのつゆが良く絡みとてもおいしい。
変わらないおいしさを日々提供するためには、麺の原材料である小麦の状態が重要だ。仕入れの段階から気を遣い、一番コンディションの良いものを使用し、毎日仕上げている。また、他店と比べてもボリューミーな「とり天」も見逃せない。しっかりとした味にもかかわらず、軽やかなのも驚きだ。
ほかにも、「卵とじうどん」(850円)や「わかめうどん」(900円)といったベーシックなものから、「生醤油うどん」(750円)、「下足と舞茸天生醤油うどん」(1,000円)なども人気がある。「とりダシつけめん」(980円)といった珍しいメニューや夜限定の「とり天カレーうどん」(1,000円)もあり、何度も通いたくなる。
ランチタイムには「まぐろ丼セット」(1,050円)、かつお節のつくだ煮ふりかけのごはんとうどんがセットになった「手作り錦松梅ごはんセット」(880円)のほか豊富なメニューで、梅田で働く人々の胃袋を連日満たしている。