久米川駅から徒歩3分の場所にあるタイ料理レストラン。創業は1986年で、現在の店主は3代目となる。
年季の入った雑居ビルの階段を上り、扉を開けると、エキゾチックな空間が出現する。オープンキッチンからはナンプラーの香りが漂い、思わず食欲が刺激される。シェフは全員、本国で修業を積んだ経験豊かなタイ人。食材はできるだけタイ産を使用し、料理は日本人の舌に合わせることなく、本場の味を踏襲するのがこだわりだ。
定番から日本ではあまり馴染みのないものまで、幅広いメニューを展開。看板料理はパッタイを薄焼き卵で包んだ「パッタイ・ホーカイ」(1,200円、以下全て税込み)。まろやかな卵、シャキシャキの野菜、弾力ある麺のハーモニーが楽しめる。
魚介好きにおすすめなのが「タイのお好み焼き」(1,628円)。ムール貝やモヤシを小麦粉生地で焼き上げたタイの屋台名物だ。カリッと香ばしい表面と、ふんわりした中の食感のコントラストが見事で、甘酸っぱいチリソースともよく合う。
テーブル席に加え、窓際には広々とした座敷を用意。グループはもちろん、小さな子ども連れでも安心して過ごせるだろう。