三鷹の「319」は、たどり着くのが難しい隠れ家カフェ。アパートに入り、3階に上がると薄暗い廊下に出る。しばらく進むと店の入り口だ。一歩足を踏み入れると、そこには静かで洗練された空間が広がっている。家具は美しいアンティークで統一され、2部屋の広々とした店内には、テーブル席が設けられている。
メニューは、食事が2種類にデザートが3種類とシンプル。食事の内容は不定期で変更されるが、例えば、玄米の炊き込み飯と具だくさんの汁物のセット、ラザニヤや豚肉とジャガイモの煮込みなどのメインにパン、サラダ、スープが添えられたプレートがある。デザートには、チョコレートタルトやキャロットケーキも捨てがたいが、レアチーズケーキがおすすめ。ほんのり塩味のきいたパルミジャーノが惜しみなくふりかけられた逸品だ。
ドリンクの中で目を引くのは「焚火ラテ」。ボウルに注がれた温かいカフェラテに、木の枝に刺してあぶったマシュマロを添えたもので、マシュマロをラテに浸しながら味わえる。そのほか、コーヒー、チャイ、プーアルレモンティーなどのドリンクも提供している。