学芸大学駅のほど近く、商店街から1本入った静かな路地裏にあるカフェ。生豆を熟成させた深みのあるエイジングコーヒーをはじめ、独創性あふれるドリンクやフードを提供する。店主の会見達也は無類の音楽好きで、店内にはジャズやラテン、ソウルなどのBGMが心地よく流れる。DJブースを備えており、不定期で音楽イベントも開催している。
同店の「ブラジリアンプチン」(650円、税込み)は日本でただ一人の「プヂン(ブラジルプリン)」研究家である中津雄春のプヂンがベースとなっている。会見と中津は友人で、ある音楽パーティーで振る舞われたプヂンに感動し、メニュー化したという。
プリン生地とココアスポンジの2層という中津スタイルを踏襲。スポンジにはコーヒーを加え、ほろ苦さを強調するなど同店らしいアレンジも施されている。滑らかなプリン、しっとりしたスポンジという食感のグラデーションを堪能したい。