1997年、「大阪駅前第3ビル」にオープンした沖縄料理店。大阪市内では今でこそ沖縄料理店が増えているが、第一次世界大戦後から沖縄県出身者が多く暮らす大正区以外では、当時はまだまだ珍しい業態だったそうだ。店が爆発的注目されたのは、2001年にNHKで「ちゅらさん」が放送されてからだという。
提供される料理は「沖縄そば」(900円、以下全て税込み)や「ソーキそば」(1,000円)、「ゴーヤチャンプルー」(900円)など、沖縄料理と聞いて誰もが思い浮かべる定番ものから、豚の塩漬けで脂肪分を抜いた「スーチカ」(650円)や「タコス」(850円)などと幅広い。
沖縄では定番だが、県外の店で提供されることが少ないタコスは、リピーターが多いメニューの一つ。トルティーヤに乗ったタコミート、トマト、レタス、チーズの上にチリソースをかけて豪快に頬張れば、最高のひとときが訪れる。
ほかにも、磯の香りがふわっと薫って沖縄に行きたくなる「海ぶどう大」(800円)や優しい味付けの「ラフテー」(980円)も見逃せない。テーブルとカウンター、座敷席があり、人数や一緒に訪れる人によって使い分けできるのもうれしい。