コンクリート打ちっぱなしの広々とした空間に、ヨーロッパのビンテージ家具などを配した趣きのあるロースタリーカフェの「ローシュガーロースト(Raw Sugar Roast)」。客席は50席、価格はシングルオリジンのブラックコーヒーで700〜1,400円(税込み)ほどだ。
運営しているのは、オーストラリアやイギリスで焙煎(ばいせん)などの経験を積んだ代表の小田政志と、浅いりの先駆けである「グリッチコーヒー&ロースターズ(GLITCH COFFEE & ROASTERS)」や「ポールバセット(Paul Bassett)」でマネジャーやトレーナーを務めた共同代表・小坂田祐哉の二人である。
スペシャルティコーヒーの定義「From Seed to Cup」の考えを体現する店づくりがなされており、品質の高いコーヒー豆の仕入れから、豆の持つ個性を最大限に引き出す焙煎、レシピ、人為的なブレが出にくい抽出器具の使用など、一杯を作るまでの工程全てに力を注いでいる。
現在は1階席のみだが、2023年9月頃からは2階にイートインスペースが拡大される予定だ。