本場で修業し、1998年に麹町に「パティシエ・シマ」をオープンした島田進は初代日本ガレット・デ・ロワ協会こと「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の初代会長であり、現理事だ。2009年には息子の島田徹もフランスから帰国し、伝統のガレット・デ・ロワはさらに進化。フランス産の発酵バターだけでなくフレッシュな北海道産バターも使用したり、アーモンドクリームにカスタードクリームを合わせてより重厚さを追求するなど、良質な材料を組み合わせることで、コクはあるけれど後味が軽やかな仕上げている。
このほか、自家製のフランス風ペイストリーやケーキ、菓子を販売。不動の人気ナンバー1商品は、イチゴのミルフィーユ。同店のスペシャリテである、フランボワーズのソースをかけたフランス産フロマージュブラン「クレーム アンジュ」も忘れずに。