最高のピッツァを探し求めて東京中を駆け巡ったが、そのなかで一番の発見だったのが、練馬区の人気の少ない一角にひっそりと佇む、ピッツェリア ダ・アオキ・タッポスト(Pizzeria da Aoki tappost)。豊島園駅から徒歩10分と交通面は不便だが、タイムアウトが取材で訪れた平日の夜は、店内はほぼ満席で、ぎりぎりで着席できたほどの人気ぶり。
生地は薄く、塩加減、焼き加減は絶妙で、都心部の人気ピッツェリアとも充分に渡り合えるピッツァが楽しめる。それだけに、ディナーで提供する『マルゲリータ』の値段は都心部レベル。サービスがやや遅いのが難点で、ピッツァを2枚注文したところ、15分の間を置いてサーブされた。だが、デザートとコーヒーは満足のいくものだったので、その点には目をつぶりたい。
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