2021年、六本木に「バー感覚で夜にデザートを楽しむ」というコンセプトを軸にオープンした「パティシエール マヨ(Pâtissière Mayo)」。シェフパティシエの宮田真代が、注文を受けてからまるでカクテルを作るバーテンダーの様に目の前でさまざまなデザートを作ってくれる姿が印象的で、「できたてしょーとけーき」や、旬の食材をふんだんに使ったパフェが人気を博して、満席状態が続いている人気店だ。
「パティシエール マヨ フラット(Pâtissière MAYO flat)」は2023年8月、同店の真下にオープンしたテイクアウト専門店。素材のおいしさを生かした「季節のジェラート」と手土産に最適な「焼き菓子」を販売している。
食感が滑らかなジェラートはフレーバーによりミルクと卵黄ベースを使い分けていて、余韻が長く楽しめるように酒を隠し味に入れるなど、その工夫はさまざまだ。空いていれば3階のテラス席で味わうこともできるほか、宅配も受け付ている。
ほんのり塩味がきいた「ガレットブルトンヌ」、発酵バターの香りが特徴的な「フィナンシェ」、季節のフルーツの「パウンドケーキ」を詰め合わせた「焼き菓子ギフトボックス」も手土産に人気なのだとか。
毎日14時から23時まで営業している理由も意図的だ。子ども連れの親から、近くでディナーした後の締めのデザートまで、さまざまなシーンにおすすめしたい店である。