2024年7月3日にオープンした、「ラトリエ ドゥ ジョエル ロブション(L'ATELIER de Joël Robuchon)」立ち上げメンバーの一人で、ロブション系列のパティスリー部門全体の責任者を務めた吉田順子が営むカフェ。
全国の農園などから直接仕入れる旬のフルーツの魅力を、多様なテクニックを用いて引き出すスイーツを得意とする。看板商品のパフェのほか、ショートケーキやタルト、クッキーなどの焼き菓子を提供している。
味わってほしいのは、吉田の持つ技術の粋が詰め込まれたパフェだ。グラスの中は完成されたスイーツの集合体で、食べ進めるごとに楽しさと驚きを繰り返す。複雑かつ繊細な数多くのパーツで構成されており、食べ終わった頃にはテーマとなるフルーツを食べ尽くしたという満足感でいっぱいになるだろう。パフェに合わせて用意されるペアリングドリンクも好評だ。
季節のショートケーキは、フルーツごとに生クリームの配合や生地の厚みを変えるこだわりぶり。ロブション時代のつながりから、市場にあまり出回らないフルーツが登場するのもうれしい。