JR日暮里駅の東口から徒歩1分という好立地に店を構える、1950年創業の老舗喫茶店。レトロなショーケースとホテルロビーのようなシャンデリア、刺しゅうが入った布張りの椅子が懐かしき時代を感じさせる。
メニューはファミリーレストランと定食屋と喫茶店を合わせたような多彩さで、そのどれもがオリジナリティーに満ちているのだから驚いてしまう。
中でもおすすめは「特製!ドライカレー&粗挽きソーセージ&目玉焼き」(1,155円、税込み)。オリジナルのカレーソースはたっぷりのひき肉とマッシュルームが入っている。ソースは甘めだが、カレーピラフがややスパイシーという絶妙なバランスがいい。ジューシーなロングウインナーや卵焼きと一緒に食べれば、無限に楽しめる。味噌汁とサラダが付いているのもうれしい。
2019年に分煙化のためリニューアルを行い、喫煙ボックスが設置された。愛煙家には少し肩身が狭くなってしまったが、それでも駅近でたばこが吸える喫茶店は貴重だろう。160席という広い店内も魅力的だ。