ニューヨーク出身のオーナー、トニーが営むニューヨークピザ専門店。13回にわたり世界大会に優勝したトニー・ジミアーニ(Tony Gemignani)から直々に修行を受け、本場の味を再現した。
アメリカのデリを思わせる店内は、赤い壁に野球グッズやニューヨークの写真が並び、テレビからはニューヨーク・メッツの野球実況が流れている。キッチンの壁には、ジミアーニが営む「ピザロック」をはじめ、名だたる名店のピザボックスが展示されている。
ショーウィンドーに陳列されているのは、ニューヨークピザの代名詞でもある「チーズ」(1ピース745円、ホール4,298円、以下全て税込み)「ペパロニ」(1ピース961円、ホール5,767円)の2種のみ。生地はジミアーニの教え通り「カプート」を使用し、通常の釜よりも低い温度のオーブンで8分ほどかけてじっくり焼き上げ、どこにかぶりついてもカリッとした香ばしいクラフト生地の食感が楽しめる。
店頭にはペッパー、オレガノのほか、ニューヨーカーには馴染み深い「Mike's Hot Honey」が置いてある。甘塩っぱさがピザと相性抜群なので、ぜひ「味変」に試してほしい。
事前予約制ではないため少し時間は要するが、ホールでのオーダーも可能だ。徒歩2分先には隅田川があるため、友人で集って川辺でピクニックするのもいいだろう。
アメリカンな店内、そしてチャーミングなオーナーとの会話を楽しみつつ、「昭和のニューヨークピザ」を堪能してほしい。