芝生の広がる緑豊かな庭を眺めながら、香ばしく焼き上げられたクレープが楽しめるカフェ。壁を淡いピンクやベージュで彩り、落ち着いたアンティーク家具などを配した開放的で心安らぐ空間も魅力だ。
メニューや内装などをプロデュースしているのは、食材本来のうまみを生かし季節に寄り添う料理を得意とする、料理家の植松良枝。提供直前に国産レモンの皮をふわりと纏わせる「ソルティ レモン」は、目の前に運ばれてきた瞬間、クレープから爽やかな香りが立ち上る。表面にバターをたっぷりと塗り焼き上げられたクレープ生地は、内側はもっちり端はパリッとしており、食べる場所によってさまざまな食感の違いが楽しめる。
日本ではまだ希少なバスク産シードルとの相性も抜群だ。