開店と同時に幅広い年齢層の客で席が埋まる、人気の台湾カフェ&レストラン。オーナーのeriは中目黒で古着屋のデプト(DEPT)を営みながら、環境問題に関して熱心な取り組みを行なう活動家である。
日本語で「良い明日を」という意味を持つ明天好好(ミンテンハオハオ)は、そんな彼女のコンセプトを飲食店として形にした店。2022年に中目黒から下北沢に移転。前店と変わらずメニューは上海料理店モミザのシェフ、南俊郎が料理を監修している。
看板メニューの豆花(トウファ)をはじめとしたスイーツのほか、麺や飯などの食事メニューが全てプラントベースで食べられる。
定番人気は「魯肉飯(ルーローハン)」(900円)。肉の代わりにプラントベースミートを使い、たまり醤油と13香粉の豊かな香りを生姜でしめた、シンプルで優しい味わい。スパイスはふんわり香る程度で、クセがなく食べやすい一品だ。
スイーツには、「薬膳豆花」(800円)がおすすめ。サツマイモ、白玉、クコの実、緑豆、キクラゲといった豊富な漢方食材は豆花とプーアルシロップの優しい甘みと相性抜群だ。ドリンクメニューも豊富なので、カフェとしてもぜひ利用してほしい。