1. マッシーフ
    画像提供:株式会社Terrain
  2. マッシーフ
    画像提供:株式会社Terrain
  3. マッシーフ
    画像提供:株式会社テレイン
  4. マッシーフ
    画像提供:株式会社Terrain
  5. マッシーフ
    画像提供:株式会社Terrain
  6. マッシーフ
    画像提供:株式会社Terrain
  7. マッシーフ
    画像提供:株式会社Terrain
  8. マッシーフ
    Photo: Aya Ueno里芋、Massifバッファローソース、クレームエペス
  9. マッシーフ
    画像提供:株式会社Terrain

マッシーフ

  • レストラン
  • 池尻大橋
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タイムアウトレビュー

※2023918日グランドオープン

池尻大橋の宿泊施設をリノベーションした複合施設「大橋会館」の1階に「マッシーフ(Massif)」がグランドオープンした。同店は、カフェとバーとレストランが一つになった新しい業態だ。日本橋小舟町の「パークレット(Parklet)」を手がけたテレイン(Terrain)の新店舗である。

ロンドンのワインバー「Noble Rot」出身のソムリエと、星付きレストランでの豊富な経験を持つカリフォルニア出身のシェフ・Coleman Griffinが監修し、Massifのチームによって紡ぎ出される世界各国の料理や日本の食文化を融合させた料理とワインのペアリングは、早くも話題を集めている。

ここでは、ディナーコース(6皿8,000円、以下全て税込み)を紹介しよう。取材時のメインは「鰆の炭火焼き、麹クリームソース」。提供時に、酒かすを使用した熱々のこうじクリームソースが卓上でかけられる。炭火焼きのサワラは、分厚くしっとりとした弾力がある身に対して、皮はパリッと香ばしい。サイドに添えられるのは、ホウレンソウやモロヘイヤなどの野菜と蓮根のバター炒め。和洋折衷が一皿で楽しめる同店らしいメニューで、魚と野菜を一口で食べればうまみが一つになり思わず舌がとろける。

合わせたワインは、スペインのアモス&アレックスによる白ワイン「シン・チャレッロ」。青リンゴのような丸みある酸味が特徴的で、ドライだが柔らかな口当たりだ。グレープフルーツのようなビターなニュアンスが、ユズを使用した料理のソースとの相性の良さを感じる。

デザートは、パークレットのサワードウを使ったアイスクリームに旬の果物に添えたもの。パンのアイスとは珍しいが、サワードウの端材を乾燥させ、ミルクに香りを移したものだ。そのコクのある香りと深みに驚く人も少なくないだろう。

ディナータイムに並行してバー営業も行われており、カフェやアルコールと一緒にカジュアルな食事も堪能できる。おすすめは「里芋、Massifバッファローソース、クレームエペス」。自家製のバッファローソースは、赤パプリカのジュースに、ホットハニーやビネガーで味を整えたもの。気がつけばぺろっと完食してしまう病みつきの味わいである。

朝は「オーバービューコーヒー(Overview Coffee)」のコーヒーと、クロワッサンやキッシュといったペイストリーを提供しているので、使い勝手がいいのも魅力の一つだ。ぜひ訪れてほしい。

詳細

住所
東京都目黒区東山3-7-11 大橋会館 1階
Tokyo
アクセス
東急田園都市線『池尻大橋』駅(東口)徒歩6分
営業時間
8時00分〜23時00分/定休日は日・月曜
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